海に行くときに気になる胸毛!どんな処理をすればいいのか?

2020.03.19

脱毛

海へ行くなど露出が多い季節になると、女性からの視線が気になるでしょう。そんなとき胸毛が生えていると、良い印象を持たれないかもしれません。胸毛はどのように処理すればいいのでしょうか。

この記事は約4分9秒で読み終わります。

 

海で気になる胸毛!女性ウケする?しない?

 

男性の胸毛に対する女性の印象は、国や世代によってさまざまです。日本では世代を問わず好感を持っている女性は少なく、「生えていないほうがいい」または「処理して欲しい」と思っています。「生えているのもイヤだけど処理するのはもっとイヤ」という意見もあり、胸毛が生えている男性にとっては複雑です。

 

一方、欧米の女性は、男性の胸毛をセクシーだと思っています。ただし、若い世代になるほど処理するのがエチケットという意識が高いようです。

 

胸毛に限らず、体毛は体臭の発生源になります。汗や尿などが付着して雑菌が繁殖しやすく、臭いが蓄えられやすいからです。単なる見た目の問題ではなく、清潔でいるために処理する男性が増えており、女性もそれを望んでいます。

 

そう考えると、海で肌を露出するときは胸毛を処理しておいたほうが、多くの女性に好まれるかもしれません。

 
 

胸毛が生えてくる原因とは

 

胸毛が生えてくるのは、いくつかの原因があります。遺伝や皮膚の保護、そして男性ホルモンの影響です。髪の毛を除く体毛は、「テストステロン」という男性ホルモンの分泌が増えるほど、濃くなる傾向があります。

 

テストステロンは、普段の過ごし方によって分泌量が変動するものです。

 

例えば、「筋トレ」をすると筋肉を作るためにテストステロンが分泌されます。闘争心を高めたり、女性との交流を増やしたりするのも、テストステロンの分泌を促す行為です。

 

また、食事でもテストステロンの材料となるコレステロールや、生産を促す亜鉛、アリシン、シトルリンを多く摂っていると、結果として分泌量は増えるでしょう。

 

コレステロールは卵や肉(特にレバー)、うなぎ、魚卵などに多く含まれています。亜鉛は牡蠣やうなぎ、レバーなどです。アリシンはニラやニンニクなど香りの強い野菜、シトルリンはスイカやメロンなどウリ科の食べ物になります。

 

これらの行動や食事を控えればテストステロンの分泌を抑えられるかもしれませんが、それぞれに別の役割もあるため、極端に制限するのは良くありません。テストステロンは体毛を濃くするだけでなく、気持ちを前向きにしたり、生活習慣病のリスクを軽減したりすると言われています。

 

行動や食事を制限してもテストステロンの分泌に対する影響は、それほど大きくありません。過剰になり過ぎないよう気をつけるだけで十分です。

 
 

海に行くなら胸毛を整えるべき!

 

では、海で肌を露出するときは、どのように胸毛を処理すればいいのでしょうか。

 

カミソリ

 

カミソリを使えば、胸毛を一度に処理できます。T字カミソリなら費用もそれほどかかりません。処理にかかる時間も数分で済むでしょう。

 

一方で、刃を動かすので肌を傷める恐れがあります。また、処理されるのは表面の胸毛だけなので、肌の下には残ったままです。剃り跡が黒い点になって目立ったり、チクチクしたりしますし、数日も経てば元のように生えてしまいます。

 

一時的に処理する分には問題ないかもしれませんが、定期的に処理するとなれば面倒です。肌の傷みが蓄積して黒ずんだり、ぶつぶつができたりするかもしれません。

 

どうしてもカミソリで処理するときは、事前に胸毛をお湯で濡らしたタオルで温めておきましょう。毛穴が開いて胸毛が柔らかくなるので、剃るときの抵抗が少なくなり、肌にかかる負担を軽減できます。剃った後はローションやクリームを塗って保湿すると、乾燥によるダメージを防げるでしょう。

 

同じカミソリでも、電気シェーバーを使えば、刃が直接肌に触れないので安全です。

 

除毛クリーム

 

除毛クリームには、体毛の材料であるタンパク質を溶かす「チオグリコール酸カルシウム」などの成分が含まれています。胸毛に塗って数分ほど放置すると、拭き取るだけで除毛できる手軽さです。カミソリに比べると肌を傷つけて出血する心配がなく、処理後もチクチクしづらいというメリットがあります。

 

ただし、処理できるのはカミソリと同じく表面の毛だけなので、数日経てば元通りです。定期的に処理するとなれば、コストがかさみます。また、胸毛を溶かす成分は皮膚のタンパク質も溶かしてしまうので、同じ箇所に何度も使うのは肌にも良くありません。

 

除毛クリームと似たような働きをするものに、抑毛クリーム(またはローション)があります。タンパク質を溶かすパイナップル酵素やパパイン酵素の働きで体毛を細くし、女性ホルモンと似た働きをするエストロゲンを配合して、男性ホルモンの働きも抑えるものです。

 

除毛クリームと違って即効性は無く、長期間使用して体毛が薄くなったのを実感できます。肌への負担は少ないですが、コストがかさむ上に、使うのを止めてしまうと元に戻ってしまうのが悩ましいところです。

 

ブラジリアンワックス

 

ブラジリアンワックスは、毛が生えているところに温めたワックスを塗り、固まったら一気に剥がします。根元から処理できるので、ほかの方法より再び生えてくるまでの日数が長いのがメリットです。処理後は肌がすべすべします。

 

デメリットは、ワックスを剥がすときに強い痛みを伴うところです。抜けるときの力で毛穴が歪んだり、毛包から出血したりする場合もあります。カミソリを使うときと同様、前後のケアが欠かせません。それでも埋没毛や毛包炎などのトラブルに見舞われる恐れがあります。

 

根元から抜けたといっても、毛乳頭から伸びた毛が途中でちぎれただけで、毛の生える原因まで除去できたわけではありません。海で露出するため一時的に処理するなら、あまり問題ないかもしれませんが、常に無い状態にするには定期的な処理が必要になります。

 

エステ

 

多くのエステでは脱毛のメニューがあり、男性向けでも例外ではありません。特殊な光で脱毛する方法と、電気針を使って脱毛する方法の2種類です。

 

前者は、波長の長い特殊な光を照射すると胸毛のメラニン色素が反応して高熱を発します。その熱で毛乳頭を破壊する仕組みです。毛乳頭が破壊された胸毛は、数日経つと表面に出てきてポロポロと抜け落ちます。一度に広範囲を処理できるのがメリットです。

 

似たような仕組みにレーザーの脱毛がありますが、光の脱毛は出力が穏やかなので、痛みが少なく、エステでも扱えます。1回あたりの料金もレーザーよりお手頃です。

 

個人差はありますが、3~5回通うと薄くなったのを実感できるでしょう。毛には毛周期があり、光の脱毛は成長期の毛でないと効果がありません。そのため、すべての胸毛に照射するには、2~3ヶ月の間隔を空けて、5~10回ほど通う必要があります。

 

後者は特殊な針を毛穴に差し込み、電気や高周波を流して毛乳頭にダメージを与える方法です。1本ずつ確実に処理できるため、永久脱毛に近い効果を得られます。また、日焼けした肌に生えている毛や産毛、白髪など、光が苦手とする状態でも脱毛できるのが強みです。

 

逆に1本ずつ処理するために、時間がかかり料金も高くなります。光だけではどうしても残ってしまった胸毛を処理するときに利用するのがおすすめです。

 

ダンディハウスでは、光(美容ライト脱毛)と電気針(ブレンド法)の両方を行っています(美容ライト脱毛は一部店舗のみ)。プロのエステティシャンがケアしながら施術するので、自己処理よりも安全で確実です。

 

「生えているのもイヤだけど処理するのはもっとイヤ」という女性にも受け入れられやすいでしょう。胸毛の処理でお困りの際は、ぜひご利用ください。

 
 

まとめ

 

海に行くときは胸毛を処理したほうが、清潔感があるので、多くの女性に好まれます。カミソリや除毛クリームなどを使えば自分でも処理できますが、エステを利用すれば安全で、脱毛効果も長持ちするでしょう。

 

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