ヒゲのお手入れ中に、埋没毛を発見!原因と対策は?

2020.04.27

脱毛

ヒゲを処理しても、黒いブツブツみたいなものが残ってしまうなら、「埋没毛(まいぼつもう)」かもしれません。そのままにしていいのか、取るべきなのか迷うところです。どうして埋没毛ができるのか、原因と対策を紹介します。

この記事は約4分17秒で読み終わります。

 

埋没毛ができる原因

 

まずは埋没毛ができる原因を知って、心当たりがないか確かめてみましょう。

 

埋没毛ってそもそも何のこと?

 

埋没毛とは、体毛が何らかの理由で毛穴から皮膚の外に出られず、皮膚の内部で成長している状態です。皮膚を貫くように伸びる場合もあれば、皮膚の内部で絡まるように成長する場合もあります。

 

埋没毛になっても、ほかにトラブルがなければ、そのままにしても問題はありません。いずれ成長が止まり、毛根から離れた後、皮膚の新陳代謝によって表面に押し出されてきます。そうなれば、洗顔やヒゲ剃りなどで気づかぬうちに取れているはずです。

 

もし炎症を起こして赤くなっていたり、内部で膿んで腫れたりしているようであれば、皮膚科で診てもらいましょう。

 

埋没毛ができる主な原因3つを知る

 

体毛が皮膚の外に出られないのは、毛穴がふさがっているからです。毛穴がふさがる原因としては、以下の3つが考えられます。

 

1. 毛抜きで処理する習慣がある。

 

ヒゲを毛抜きで処理すると、カミソリやシェーバーでの処理とは違い根元から抜けます。処理後の肌ざわりはツルツルしますし、剃り跡も目立ちません。ヒゲが薄くて本数も少ないなら、気になったときに毛抜きでサッと処理する人もいるでしょう。

 

けれども、毛抜きでヒゲを引っ張ると、毛根だけでなく毛穴にも大きな力が加わり、ダメージを与えてしまいます。

 

ダメージを受けた毛穴はバリア機能が衰えてしまい、乾燥して硬くなります。乾燥すると新陳代謝のサイクルが乱れてしまうため、古い角質が残ったままです。硬くなった毛穴には古い角質や皮脂が詰まりやすく、何のケアもしないとふさがってしまいます。

 

2.カミソリやシェーバーで逆剃りをしている

 

カミソリやシェーバーでヒゲを剃るのは、同時に皮膚も薄く削いでしまうので、やはり肌に良いとはいえません。特に体毛の生える向きに逆らって剃る「逆剃り」は、より負担をかけてしまいます。

 

毛抜きで処理したときと同様に、皮膚のバリア機能が衰えて乾燥しやすくなったり、傷ついたところにかさぶたができたりして、毛穴をふさぐかもしれません。

 

3.肌への刺激が強いケア用品を使っている

 

肌ケア用品の中には、刺激が強くて乾燥しやすいものがあります。例えば洗浄力の強い洗顔フォームや、アルコールを含む収れんタイプの化粧水などです。正しいヒゲの処理をしているのに、埋没毛ができやすい場合は、肌ケア用品を見直してみましょう。

 

こんな処理をしていませんか?

 

毛抜きや逆剃り以外にも、埋没毛になりやすい習慣があります。

 

例えば洗顔で強くこするのは皮膚にかかる負担が大きくなり、乾燥して埋没毛になる原因です。強くこすっても汚れが落ちるわけではありません。洗顔フォームを泡立てて転がすようにくるくると、優しく洗うのが基本です。泡を洗い流すときもシャワーで熱湯を浴びせるのではなく、ぬるま湯をかけてすすぎましょう。

 

化粧水をつけるときに強くパッティングするのも、皮膚を刺激します。パッティングで化粧水が浸透しやすくなるわけでもありません。乳液など油分でふたをして、補った水分が逃げないようにしましょう。

 

埋没毛ができるたびに、爪を立ててつぶしたり、無理に引っこ抜いたりするのは、かえって悪化させる原因です。傷口から雑菌が入って炎症を起こし、治っても色素が沈着するなど、跡が残るかもしれません。何も問題がなければ、そのままにしておくのが無難です。

 
 

埋没毛を生やさないようにするには?

 

では、埋没毛を防ぐには、どのような点に気をつければいいのでしょうか。

 

肌を清潔に保つ

 

埋没毛は、毛穴がふさがれているのが主な原因です。普段から清潔な状態を保って、毛穴をふさがないようにしましょう。

 

先述のとおり、毛穴をふさぐのは古い角質や皮脂、ホコリやチリなどの汚れです。ヒゲであれば顔をこまめに洗顔して汚れが毛穴に溜まらないようにします。ときにはスクラブ入りの洗顔フォームを使ったり、ピーリングをしたりするなどして、古い角質を取り除きましょう。

 

ただし、いずれもやり過ぎは禁物です。かえって皮膚にダメージを与えてしまいます。特にスクラブやピーリングは週に1~2回程度にするなど、間隔を空けましょう。終わった後は肌が柔らかくなったように感じますが、無防備な状態でもあります。化粧水で保湿し、乳液などで潤いを閉じ込めるのを忘れてはいけません。

 

すでに大人ニキビなどの肌トラブルに悩まされている場合は、皮膚科で相談してみましょう。塗り薬などを処方してくれたり、洗顔やケアのアドバイスをしてくれたりと、医療的なアプローチで、肌トラブルをリセットできるかもしれません。

 

セルフケアの仕方を変える

 

埋没毛は、ヒゲを処理したとき皮膚に受けるダメージがきっかけになる場合もあります。正しい処理ができているか、見直してみましょう。

 

ヒゲの処理は、刃が直接触れない電気シェーバーが最も安全です。カミソリで剃るのも、正しい方法なら毛抜きなどほかの方法よりも皮膚を傷めにくいでしょう。

 

カミソリや電気シェーバーでヒゲを剃るときは、事前に蒸しタオルを当てるのがおすすめです。皮膚の表面が柔らかくなって毛穴が開き、ヒゲが水分を含んで柔らかくなります。剃るときの抵抗が減って、皮膚にかかる負担を軽減できるわけです。さらに刃が滑らかに動くよう、シェービングフォームやクリームを塗りましょう。

 

ヒゲは毛の流れに沿って順剃りします。剃り残したところだけ逆剃りです。剃り終わったあとは、化粧水と乳液でしっかり保湿しましょう。

 
 

埋没毛が生えてきたときの対策

 

埋没毛は、生え方によって黒いブツブツに見えるため、とても気になります。そんなときは、どのようにケアすればいいのでしょうか。

 

それでも埋没毛が生えてきたらどうすれば良い?

 

先述のとおり、埋没毛は成長が止まって毛根から離れれば、皮膚の新陳代謝によって自然と表面に出てきます。特に炎症を起こしていないのであれば、何もしないで様子を見ましょう。

 

新しい肌細胞が生成されてから表面に出てくるまでは、4週間ほどかかるといわれています。ただし、生活習慣が乱れていたり、肌が外部からダメージを受けていたりすると、新陳代謝のサイクルは乱れがちです。規則正しい生活を送ったり、こまめな肌ケアをしたりするなどして、正常に戻しましょう。

 

スクラブやピーリングは古い角質を除去してくれるので、表面に出てきた埋没毛が取れるのを手助けしてくれます。

 

埋没毛を毛抜きで無理に取ろうとするのは、皮膚を傷つけて炎症を起こす原因になります。すでに炎症を起こしているのであれば、速やかに皮膚科で診てもらいましょう。

 

セルフケアをするのが面倒!プロに任せたい

 

どんなに正しいケアをしても、体毛が生える限り、埋没毛になる恐れはあります。脱毛すれば、埋没毛になりませんし、処理によって肌荒れする心配もありません。

 

脱毛の方法は主に光、レーザー、電気針の3種類がありますが、ヒゲの脱毛に向いているのは電気針です。1本ずつ処理するので、希望どおりに細かくデザインすることができます。光やレーザーが苦手とする産毛や白いヒゲも脱毛可能です。

 

ダンディハウスでも、ヒゲの脱毛に「ブレンド法」という電気針を使う方法をご用意しております。全サロンに「美容脱毛士」の資格を保有するスタッフを配置し、ISO9001も取得しておりますので、どこでも同じ品質で施術を受けられるのが強みです。

 

埋没毛でお悩みの際は、ぜひダンディハウスにご相談ください。

 
 
 

まとめ

埋没毛になるのは、ヒゲの処理で皮膚がダメージを受けて、毛穴がふさがってしまうからです。そのままでも自然と取れますが、炎症を起こしているなら皮膚科で診てもらいましょう。埋没毛にならないよう、普段から皮膚を傷めないヒゲの処理や肌ケアをするのが大事です。

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