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筋トレは老化防止におすすめ?トレーニングの方法とコツを紹介

2022.01.21

ダイエット

年齢を重ねることは誰しも避けられませんが、筋トレをすることで、筋肉の老化を防ぐ効果が期待できます。

今回は、筋トレをすることで期待できる効果や老化防止におすすめの筋トレ、筋トレを行う際の注意点などについて解説します。

この記事は約4分47秒で読み終わります。

筋トレで期待できる老化防止の効果とは

 

これから筋トレを始めるという人へ、筋トレをすることで期待できる老化防止の効果について4つ紹介します。

 

太りにくくなる

 

筋トレを行うと筋肉量が増えて、同時に基礎代謝量も増加します。代謝がどの程度増加するかは個人差がありますが、除脂肪量(脂肪組織以外の全組織)が1kg増えるごとに、基礎代謝量が50~60kcal増加する人もいます。

 

除脂肪量のうち、筋肉の割合が最も高いため、筋肉が増えると基礎代謝が上がり太りにくくなるのです。

 

40歳を過ぎると筋肉量が徐々に減少し、基礎代謝も一気に下がってしまいます。筋肉量の維持は、老化の防止および健康的な体を維持するためにとても重要です。

 

肌がきれいになる

 

筋トレにより血流の促進やエネルギーの生産が行われるだけでなく、成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンといえば、子供の成長に欠かせないホルモンというイメージがありますが、肌のターンオーバーを促進し、肌のダメージを修復する働きを持つ再生ホルモンでもあります。

 

成長ホルモンの働きで、美肌効果やシミ・シワなどの予防効果などが期待できるのです。

 

姿勢が良くなる

 

筋肉が衰えると、体を支えられず正しい姿勢がキープできなくなるため骨の位置がずれて姿勢が悪くなり、老けて見えてしまいます。

 

筋トレをすることで、正しい姿勢をキープしやすくなるうえ、背筋が伸びて若々しい印象を与えられるようになります。また、同じ体重でも筋肉量が多い人の方が、体が引き締まっているため、ボディーラインのキープにも効果が期待できるのです。

 

前向きになる

 

筋トレにより筋肉がつき、体を健康的な状態に保つことで、できることも増えて自分に自信がついてきます。そして、前向きな気持ちで過ごせるようになり、活力のある生活が送れるでしょう。

 

年齢には関係なく、適度な筋トレでメンタルを安定させることも大いに期待できます。

 
 

老化防止におすすめの筋トレ

 

筋トレが老化防止に大きな効果をもたらすと分かったところで、どのような筋トレを行うと老化防止に役立つのでしょうか。

 

ここでは、老化防止におすすめの筋トレメニューを紹介します。

 

スクワット

 

老化防止に一番おすすめしたい筋トレはスクワットです。下半身には全身の筋肉のうち3分の2が集まっており、年齢を重ねるにつれ、最も筋肉が落ちやすいと言われる部位といわれています。スクワットをすることにより、下半身の筋肉を効率良く鍛えられ、老化防止につながります。

 

流れとしては、まず脚を肩幅程度に開き、両腕を前に伸ばします。そして椅子に座るイメージで、下半身に負荷をかけながら、お尻をゆっくり上げ下げしましょう。このとき、下がる動作に時間をかけるのがポイントです。太ももが地面と平行になったら、元の姿勢に戻ります。

 

10回を1セットとし、2セットから3セットが最終的な目標ですが、慣れるまではそれより少なくても問題ありません。

 

ウォーキング

 

これまで筋トレにあまり取り組んだことがなく、不安を感じる方は、ウォーキングから始めるのがおすすめです。有酸素運動であるウォーキングは、長く続けることで脂肪をエネルギーに変えて燃焼しやすくなるため、老化防止の効果が期待できます。

 

ウォーキングの際には、腕を振り背中を伸ばして歩くようにしましょう。太ももを意識して上げるようにすると、トレーニング効果が高められます。足の裏が地面から離れる前に、つま先で地面を押すようにすると、重心移動がスムーズになるうえ、安定性も向上できます。

 

こちらも、最初は短時間から始めて徐々に時間を伸ばしながら、体を慣らしていきましょう。

 

ウォーキング以外に、自宅の階段を上り下りするのも、簡単なトレーニングとしておすすめです。1段飛ばして上る・太ももを意識してゆっくり下りるなど、自分が取り組みやすい方法でチャレンジしてみましょう。

 
 

老化防止のために筋トレをするときの注意点

 
 

老化防止のために筋トレを始めても、間違った方法で行うと、かえって体を痛めてしまったり、老化を促進したりするおそれがあります。

 

筋トレをする際には、次にあげる注意点を踏まえておくようにしましょう。

 

筋トレはやりすぎない

 

筋トレは老化防止が期待できるとはいえ、やりすぎると逆効果になってしまいます。激しい筋トレを続けていると、体内で活性酸素が大量に発生し、体内のタンパク質やDNAなどに大きなダメージが加わります。

 

これにより、細胞が壊れるため、老化の原因につながるおそれがあるのです。

 

日ごろから運動を続けている場合、スーパーオキシドディスムターゼ(SOD)という酵素が増えやすい体質となり、活性酸素を除去してくれます。

 

しかし、普段からまったく運動をしていないと、SODがほとんどないため、激しい運動を続けたときに活性酸素の発生量が増えてしまいます。

 

筋トレをどのぐらい行うとやり過ぎになるかという基準は、人それぞれ異なりますが、毎日適度に続けていくことが重要です。

 

食事にも気を付ける

 

筋肉を作るためには、筋トレを行うのと同時に、タンパク質を食事からしっかり摂ることが必要です。タンパク質は毎回の食事で摂取すべき栄養素ですが、特に朝食で多く摂取すると、筋トレの効果が高まると言われています。

 

タンパク質は、筋肉だけでなく臓器・細胞・皮膚など人体の構成に大きく関わっており、常に一定量が必要です。動物性と植物性両方のタンパク質を、組み合わせて摂取するよう心がけましょう。

 

さらに、活性酸素の働きを抑える栄養素として、ビタミンCやビタミンEなどがあります。これらの栄養素を意識して取り、老化防止に役立てましょう。ビタミンCはレモンやみかんなどの柑橘類、ビタミンEは魚介類やナッツ類・アボカドなどに多く含まれます。

 

無理せず継続する

 

筋トレは、週に3回程度の実施でも効果が期待できるうえ、休むことも大切ですので、必ずしも毎日行う必要はありません。大切なのは、長期間継続して取り組む姿勢です。

 

最初は軽い筋トレから始め、慣れてきたら徐々に回数や時間を増やしていきましょう。ただし、1週間のうち最低1日は、休息日の確保が必要です。また、1度に長時間行うとケガのリスクが高まるため、1日の筋トレ時間は長くても1時間以内に収めましょう。

 

筋トレを継続すると、数ヶ月で効果が出始めると言われますが、その期間は個人差が大きいものです。効果が出るまでは長い目で考えるようにしましょう。

 

老化を防ぎたいけれど、筋トレや軽い運動が苦手だという方は、エステに通うのもひとつの方法です。エステでは、パーソナルトレーニングや有酸素運動を活用した筋トレを行っているところもあり、老化防止に役立てられるプログラムも検討しましょう。

 
 

まとめ

 

筋トレが老化防止に効果があるとはいえ、無理は禁物です。これから筋トレを始めようと思っている人は、少しずつ体を慣らしながら徐々に行っていきましょう。最も重要なのは継続することですので、楽しみながら筋トレを行うと良いでしょう。

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