ヒゲで男らしさをアピール!上手なヒゲの整え方をご紹介

2020.08.22

脱毛

ダンディな大人の気品を演出するヒゲ。ヒゲの似合う人は男性からも女性からも好印象です。しかし、ヒゲのお手入れが適切にできていないと、不潔でだらしない印象を持たれてしまいます。また、乱暴にカミソリで剃ったり、ピンセットでヒゲを抜いたりすると肌へのダメージも心配ですよね。

今回はヒゲのお手入れを基本から部位別の方法まで解説し、必要なアイテムもご紹介します。ぜひ、ヒゲのお手入れの参考にしてみてください。

この記事は約6分47秒で読み終わります。

 

ヒゲのお手入れをするメリット

 

きちんと整えられたヒゲは、威厳や貫禄を出すことができます。一昔前の海外ドラマや映画に出てくる“紳士”の風貌から、そういったイメージを強くもつ人もいるかと思います。

 

昨今ではヒゲ脱毛をする人も多く見受けられ、「ヒゲがない方が清潔感があって良い」という風潮もありますが、一方でヒゲは男性ならではのものなので、きちんと整えておけば女性に好印象を与えることもできます。特に日本人男性は実年齢よりも若く見られることも多いので、ヒゲをたくわえることで大人の男性を演出できるでしょう。

 

とはいえ、ただ無精ひげを生やしただけでは、ルーズで不潔なイメージをもたれることが多いです。

 

そうならないためにも、ヒゲをたくわえるなら、きちんとお手入れをしておくことが大切です。

 

基本のヒゲのお手入れ方法

 

基本となるヒゲのお手入れ方法を見ていきましょう。ご自分のお手入れ方法が適切であるかチェックしてみて下さい。

 

まずはヒゲをカット

 

まずは長すぎるヒゲをカットし長さを整えていきます。ヒゲが硬いままの方がカットしやすいため、蒸しタオルなどで柔らかくする必要はありません。

 

ハサミやヒゲトリマーを使用し、不要なヒゲをざっくりとカットしていきます。カットし過ぎてしまうとやり直しができないので、慣れるまではイメージよりも余裕を持った長さに整えていきましょう。

 

次にシェービング

 

次にシェービングで不要なヒゲを落としていきましょう。

 

使用するのはカミソリ、またはシェーバーです。カミソリを使用する場合、ヒゲを柔らかくして剃りやすくすることから始めます。ぬるま湯で洗顔したり、蒸しタオルを剃る部分に当てたりして、ヒゲを柔らかくしましょう。

 

ヒゲが柔らかくなったら、肌の保護とカミソリの滑りを良くするためにシェービングフォームをヒゲ全体に塗布します。泡立てた石鹸でも代用可能です。

 

カミソリに肌が負けやすい人はシェーバーを使用した方が良いでしょう。

 

仕上げにアフターケア

 

見落とされがちなのが仕上げのアフターケアです。

 

ヒゲを剃った後の肌は傷ついている上に乾燥しやすく、外的刺激に非常に弱い状態となっています。そのため、シェービング後はすみやかに保湿をすることが大切です。

 

保湿にはジェルやクリームを塗布します。ジェルはさっぱりとした使用感、クリームはしっとりとした保湿ができますので、お好みで選ぶと良いでしょう。

 

また、ヒゲを生やしている部分は雑菌が繁殖しやすく、肌荒れや吹き出物の原因となります。

 

毎日しっかりと洗顔し、常に肌を清潔な状態に保つようにしましょう。

 

アフターケアのポイントは、肌質に合った製品を使用することです。肌に合わない製品を使用した場合、かえって肌荒れを悪化させてしまうことも。さまざまな製品を試しながらアフターケアを行いましょう。

 
 

くちヒゲ・あごヒゲ・頬まわりのお手入れ方法

 

基本のお手入れ方法がマスターできたら、部位別のお手入れ方法も見ていきましょう。

 

ヒゲの整え方のバリエーションが増えると、気分に合わせてイメチェンすることができますよ。

 

くちヒゲ

 

くちヒゲとは、鼻の下と唇の間のヒゲのことです。整ったくちヒゲは威厳や落ち着きのある男性を演出します。大人っぽく見られたい方におすすめです。

 

くちヒゲを整える際は、ヒゲが唇にかからない長さになるように心がけましょう。ヒゲが唇までかかってしまうと見た目が悪いだけでなく、食べ物がつきやすく不衛生です。

 

くちヒゲは鏡を見ながらハサミでカットします。中央を少し長め、口角にかけて短くしていくのがポイントです。

 

また、くちヒゲは上下の幅によって印象が変化します。幅が狭ければ知的、太ければ柔和な印象になりますので、自分に合った幅を試してみましょう。

 

あごヒゲ

 

あごヒゲは名前の通り、あごに生えたヒゲのことです。あごヒゲは整えやすく初心者向けであるため、丁寧に整えることで輪郭をシャープに見せる効果が期待できます。

 

くちヒゲ同様に、中央を少し長め、頬に向かうごとに短くしていくのがポイントです。カットの際は、コームを用いてカットするとより綺麗に仕上がります。

 

あごから口元までI字にヒゲを繋げることで、ワイルドでセクシーな男性を演出することも可能です。

 

初心者向けでありながら、さまざまなバリエーションを楽しむことができるのが、あごヒゲの魅力と言えます。

 

頬周りのヒゲ

 

頬周りのヒゲは外国人のような彫りの深い顔の男性におすすめです。当然、ある程度のヒゲの濃さと量がないと挑戦できません。

 

頬周りのヒゲはワイルドな印象を与えつつ、輪郭をシャープに見せる小顔効果が期待できます。職場で禁止されている場合や頬周りのヒゲが苦手な方もいるので注意が必要です。

 

頬周りのヒゲを整える際は、ヒゲの生えている方向に沿うように剃りましょう。もみあげと自然に繋がるように長さを整えていきます。あごヒゲと同様に、カットの際はコームを使用するとより綺麗な仕上がりになります。

 
 

ヒゲのお手入れに必要なアイテム

 

ヒゲのお手入れに必要なアイテムを揃えましょう。ヒゲを整える、剃るときに必要なアイテムは以下のとおりです。

 

■電気シェーバー

 

往復式、回転式、ロータリー式などの種類があります。敏感肌の方は回転式やロータリー式、深剃りしたい方には往復式がおすすめです。

 

種類が豊富なので迷う方は家電量販店でおすすめを聞いてみましょう。

 

■ひげトリマー

 

お好みの長さにヒゲをカットできるバリカンに似たひげトリマー。広範囲をムラなくカットできるため初心者におすすめです。

 

■カミソリ

 

カミソリにはT字とI字の2種類あります。ヒゲのお手入れに適しているのはT字のものです。

 

■すきばさみ

 

ヒゲ用のすきばさみは100均などで購入できます。

 

■はさみ

 

はさみは小回りのきくサイズのものがおすすめです。

 

■コーム

 

はさみとセットになって、薬局などで販売されていることが多いです。ある程度ヒゲの長さがある方はコームでとかすことで、しなやかなヒゲになります。

 

これらのアイテムの共通の注意点は、製品についたシェービング剤や剃った毛は綺麗に洗浄し、乾燥している場所で保管することです。清潔に保つことで菌の繁殖を防ぎ、アイテムを長持ちさせることができます。

 

アフターケアに必要なアイテムは以下のとおりです。

 

■シェービング材(もしくは、顔用せっけん)

 

シェービング剤は薬局やコンビニで購入することができます。ジェルタイプは剃り残しが少なく、細かな泡を使用するフォームタイプは肌に優しいです。

 

■保湿製品

 

アフターシェーブローションと呼ばれることもあります。こちらも薬局やコンビニで購入することができ、種類が豊富なので迷ったら店員さんに特徴を聞きながら選びましょう。

 

ヒゲを伸ばして整える際の注意点

 

ダンディな雰囲気を演出できるヒゲですが、ヒゲを伸ばして整える際に注意するべき点もあります。

 

ヒゲのお手入れにはお金と時間がかかる

 

きれいに整えられた状態のヒゲをキープしようと思うと、お金がかかります。

 

まず、ヒゲを整えるのに必要なアイテムをすべて買いそろえなければなりません。ヒゲを整えるのに使用するT字カミソリやシェービング剤は消耗品なので、定期的に購入する必要があります。

 

特に有名メーカーのT字カミソリの替え刃は4個入りで3,000円ほどするものもあり、推奨されている2週間ないしは1ヶ月に1回の頻度で交換すると、結構な費用になるものです。

 

費用がかかることに加え、ヒゲのお手入れには時間がかかります。平日のみ1日5分のお手入れが必要と仮定しても、1年間で約26時間もヒゲの手入れに費やすことになります。

 

時間がなくて手入れを怠ると、無精ヒゲになってしまうため、毎日きちんと手入れをしなければなりません。

 

ヒゲを伸ばしている場合、伸びてきたヒゲをカットし、不要な部分は剃る必要があります。つまり、単純に全部剃るだけの場合よりも多くの時間を必要とするということです。その分、毎朝早く起きないといけないことにもなるでしょう。

 

過度に主張しすぎない

 

目指すのは、ボサボサでもきっちりとしすぎてもいない、自然な感じに整えられたヒゲです。

 

ヒゲをきちんと整えようとしてお手入れをしすぎると、主張が強すぎてしまい、かえってマイナスなイメージを与えかねません。ヒゲだけが際立って目立つのは良くないので、ヒゲは軽く整える程度にするのが望ましいといえるでしょう。

 

ヒゲが濃い人がヒゲを剃りすぎると、その部分が青ヒゲ状態になってしまうこともあり、意図せず目立ってしまいます。青ヒゲになりやすい方は、剃り方に工夫することで青ヒゲになりにくくすることもできます。

 

青ヒゲになるのは、皮膚の下の毛が透けて見えるからなので、蒸しタオルなどを当てて毛穴を開いたうえで剃ると、ヒゲが深く剃れるので、ある程度青ヒゲを防止できます。ただ、青ヒゲを気にしすぎて逆剃りをするのはおすすめできません。逆剃りはヒゲをより深剃りできますが、その分肌へのダメージも大きいです。

 

肌をいたわりながら、青ヒゲにならない対策をしていきましょう。

 

自分にマッチしたヒゲのスタイルを探す

 

髪型と同様に、その人の似合うヒゲのスタイルがあります。

 

ヒゲは髪よりも伸びるのが早く、簡単にスタイルを変えることができるので、いろんなものに挑戦してみてください。そのなかから、自分にマッチしているスタイルがあるかもしれません。

 

いろんなヒゲのスタイルがありますが、口ヒゲとあごヒゲをうっすらと伸ばすスタイルは、どんなタイプの人にも似合う無難なスタイルです。スタイル選びで迷ったら、まずは無難なスタイルから挑戦してみることをおすすめします。

 

顔の形に合ったスタイルを選ぶのも良い方法です。それぞれの顔の形別に似合うヒゲのスタイルを紹介します。

 

・丸顔

頬のヒゲを生やすと、丸い顔をシャープに見せることができます。顔の輪郭に沿って頬のヒゲを生やし、バランスを見ながら口やあごのヒゲを生やして整えましょう。

 

・面長

口ヒゲやあごヒゲを生やし、顔のバランスを均等に見せるように整えると、顔の長さを目立たなくすることができます。

 

・四角・ベース顔
顔の輪郭がはっきりとしているので、輪郭に剃ってヒゲを生やすと、エラを目立たなくすることができます。口ヒゲ、あごヒゲも生やし、バランスを見ながら整えましょう。

 
 

まとめ

 

今回はヒゲのお手入れの基本や部位別の方法、必要なアイテムをご紹介しました。お気に入りのデザインが固まった方はヒゲ脱毛にチャレンジするのも良いでしょう。

 

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