ヒゲが濃くなる3つの原因

ここでは、ヒゲが濃くなる主な原因として、3つの要素を紹介します。

【原因1】遺伝

まず挙げられる原因のひとつが、遺伝によるものです。祖父や父親のヒゲが濃い場合、子どもにも遺伝する傾向があります。男性ホルモンの割合が多い家系は、生まれてくる子どもも男性ホルモンの割合が多くなりやすく、頭髪や体毛も濃くなる可能性があるためです。

ただし、必ずしも遺伝するとは限りません。男性ホルモンの割合が多くても、生活習慣によってヒゲが薄かったり濃くなったりすることがあります。親のヒゲが濃いから自分も濃いのだと諦めず、ほかの原因も当てはまらないか振り返ってみましょう。

【原因2】加齢

次に考えられる原因は、加齢によるものです。年齢を重ねると分泌される男性ホルモンが増加するため、ヒゲが濃くなります。

加齢による男性ホルモンの増加は20～30歳ごろから傾向が見られ、40～50歳ごろにピークを迎えます。生えるヒゲが濃くなるだけではなく、面積が増えたり密度が高まったりすることで、視覚的に濃くなったように感じる人もいます。

【原因3】ホルモンバランスの乱れ

年齢を重ねていなくても、ホルモンバランスが乱れれば、ヒゲが濃くなることがあります。男性の体内には「テストステロン」という男性ホルモンと、「エストロゲン」という女性ホルモンも存在します。

不規則な生活を続けていると、テストステロンが過剰に分泌されてしまい、ヒゲが濃くなります。

ヒゲを濃くしてしまう習慣を知ろう

ヒゲが濃いのは遺伝や加齢だけが原因ではありません。親兄弟のヒゲが濃くないのに自分だけ濃いという方や、若いうちから濃いという方は、普段の生活習慣を見直してみましょう。

次に、無意識にヒゲを濃くしているかもしれない習慣を4つ紹介します。

不規則な生活を送っている

睡眠不足や夜更かし、運動不足など不規則な生活を送っていると、ヒゲが濃くなります。ホルモンバランスが乱れ、男性ホルモンの量が増えてしまうからです。質の良い睡眠を取り、適度に体を動かすようにしましょう。ヒゲ対策としてだけでなく、日頃の健康管理としても重要です。

また、食生活にも注意が必要です。肉や穀類、砂糖などの酸性食品は、男性ホルモンの分泌を活発にすると言われています。野菜や果物、海藻などのアルカリ性食品もバランス良く摂るように心がけましょう。コーヒーや刺激物の摂り過ぎもほどほどにするのが良いでしょう。

ストレスを感じている

仕事などで過度なストレスを感じている場合にも、男性ホルモンの分泌が増えてホルモンバランスが乱れてしまうことがあります。

適度なストレスは身体に良い刺激になりますが、つらさを感じるような過剰なストレスを感じているなら、何らかの対処が必要です。ヒゲが濃くなるだけでなく、身体や心に様々な不調があらわれることもありますので、毎日の生活を見直してみましょう。休息をしっかりと取る、ストレス解消法を見つけるなど工夫してみてください。

過度な筋肉トレーニングを行っている

健康維持やストレス解消、ダイエットのために筋肉トレーニングを行っている方もいると思いますが、過度な筋トレは男性ホルモンを増やしてしまいます。

男性ホルモンは男らしい身体づくりには欠かせませんが、男性ホルモンが増えるとヒゲも濃くなります。トレーニングを行う際には、合間に有酸素運動を組み合わせるなど、内容を見直してみても良いかもしれません。

たばこを吸っている

たばこには、男性ホルモンを誘発する物質が含まれていますので、過度に吸っているとヒゲが濃くなる可能性があります。たばこは、気分転換やリラックスに効果的ではありますが、健康のためにも1日に吸う本数を少なくすることが望ましいです。

濃いヒゲを薄くするための6つの方法

ヒゲの濃さが気になる方は、日々のケアや生活習慣を見直してみることから始めましょう。ここではヒゲを薄くするための、6つの方法を紹介します。

1.正しい方法でヒゲ剃りをする

ヒゲ剃りを正しい方法で行うことも、ヒゲを濃くしすぎないために重要なポイントです。まずは正しい手順でヒゲ剃りできているか振り返ってみてください。

正しいヒゲ剃りの手順は、以下のとおりです。

1.ヒゲを剃る前に洗顔をする
2.保湿もする
3.シェービング剤を塗る
4.毛の流れに沿ってヒゲを剃る
5.ぬるま湯で洗い流す
6.冷水で毛穴を引き締める
7.最後に保湿をする

中には、ただシェーバーで剃るだけという方も多いのではないでしょうか。ヒゲが濃くなるのを防ぎ、少しでも薄くするためには、ヒゲを剃る前の洗顔や保湿、シェービング剤の活用も意識してください。

ヒゲを剃る前の洗顔やシェービング剤の利用は、顔に付着した汚れを落としたり毛を柔らかくしたりと、ヒゲ剃りによる肌のダメージや刃の痛みを軽減してくれます。

さらに、ヒゲ剃り後にしっかりと冷水で毛穴を引き締め、保湿を行うことで、肌のダメージをケアすることも大切です。

2.食生活を見直す

食生活を見直すときは、積極的に摂取すべきものと避けるべきもの、両方を意識しましょう。たとえば、大豆や豆乳は摂取したい食品です。大豆にはイソフラボンという女性ホルモンに近い成分が含まれており、男性ホルモンの抑制が期待できます。

ひじきや海苔などの海藻類も、積極的に摂っていきましょう。低GI食品に分類される海藻類は、男性ホルモンを抑制するはたらきがあると言われています。

一方、避けたいのが肉類や牡蠣、玉ねぎやネギなどです。これらの食べ物は男性ホルモンのはたらきを強めてしまい、ヒゲを濃くする原因にもつながります。適度にとる程度であれば問題ありませんが、毎日肉料理ばかり食べているという方は、食生活を見直してみましょう。

3.サプリメントを摂る

ヒゲが濃くなるのは男性ホルモンの増えすぎが一因ですので、男性ホルモンの働きを抑える効果が期待できるサプリメントを摂るという対策もあります。

男性ホルモンにかかわるノコギリヤシのほか、女性ホルモンに似た物質であるプエラリア・ミリフィカやイソフラボンなどが配合されているサプリは、ホルモンバランスを整える効果が期待できると言われています。

薬局やドラッグストア、インターネットなどで購入できます。体質により適しているサプリメントは異なりますので、専門家に相談しながら選ぶと良いでしょう。

4.質の良い睡眠をとる

質の良い睡眠も重要なポイントです。

基本的には、午後10時～午前2時にかけて睡眠をとるようにしましょう。この時間帯は成長ホルモンの分泌量が多くなるため、ホルモンバランスが整えられて、ヒゲを薄くすることにもつながります。

難しい場合は6時間程度を目安に、睡眠をとることを意識してください。

質の良い睡眠をとるためには、入眠時にリラックスできる環境を整えることが大切です。

入浴する際は浴槽まで浸かってしっかりと体を温めたり、リラックスできる音楽をかけたりと、眠る前の過ごし方や寝室の環境を見直してみましょう。

また、就寝前にスマホやパソコンなどを使用すると、ブルーライトを浴びてしまい、睡眠リズムが崩れてしまうため、できるだけ控えるようにしてください。

5.抑毛クリームやローションを使用する

毛の成長を遅らせるはたらきが期待できる、抑毛クリームやローションを使用するという方法もあります。パイナップル酵素や大豆イソフラボンエキスなどのムダ毛対策成分が使われており、洗顔後やヒゲ剃り後などに塗るだけと使い方は簡単です。

スキンケアにも最適で、継続して使用することでヒゲを薄くする効果が期待できます。男性向けに青ヒゲ対策用としてドラッグストアやインターネットなどで販売されているものがおすすめです。

6.脱毛をする

濃いヒゲを本気で根本的に解決したいならヒゲ脱毛がおすすめです。脱毛方法にはレーザーや光などいくつかがありますが、おすすめは美容電気脱毛です。美容電気脱毛は、今生えているヒゲ一本一本にアプローチを行う脱毛方法で、狙った場所をピンポイントに脱毛することができます。

また、レーザーや光脱毛のように、脱毛後にヒゲが抜けるまで時間がかかり、その間かえってヒゲが目立ってしまうというデメリットがないのが特長です。

脱毛は毛の生える周期に合わせて施術を行わなければならないため、完了までには時間がかかりますが、だんだんとヒゲが薄くなっているのを実感できます。完了してしまえばもうヒゲが濃いことに悩まされることはありません。

美容電気脱毛なら、ダンディハウスにまずはご相談ください！ダンディハウスは、回数制ではなく時間制で一本一本のヒゲを施術します。

完全にヒゲを無くしたい方はもちろん、「間引き」といって濃すぎるヒゲを間引いて好みのヒゲの濃さにすることも可能で、自然に仕上げたいという方のニーズにも対応しています。

ダンディハウスは、カウンセリングは無料、550円(税込み）で体験もできるので、ヒゲ脱毛に興味のある方はぜひ一度お試しください。

すぐにできる！濃いヒゲを隠すためにおすすめのグッズ3選

目立ってきたヒゲを今すぐなんとかしたいという方は、ヒゲを隠してしまうというのもひとつの方法です。脱毛が終わるまでの対策としても効果があります。

コンシーラー

青ヒゲを隠すにはコンシーラーが便利です。コンシーラーは、ファンデーションよりもカバー力が高く、ヒゲはもちろん、傷やニキビなどの肌トラブルを隠すこともできます。

コンシーラーは男性用も発売されており、ドラッグストアや通販などで入手可能です。男性用は男性の肌の特性に合わせて作られていますので、脂浮きも少なく、綺麗にカバーすることができるでしょう。

BBクリーム

青ヒゲはBBクリームで隠すこともできます。BBクリームは、もともと痣などを隠すために使われるようになったクリームで、女性が化粧下地などに使っています。気になる部分を隠すのにはコンシーラーもありますが、ヒゲの範囲が広い場合にはBBクリームの方が、のびが良く、使いやすいかもしれません。

BBクリームは、ドラッグストアなどで簡単に手に入ります。最近では男性用のものも登場しており、メンズコスメとしても普及してきています。気になるヒゲのカバーと同時にスキンケアも叶うので、ぜひ活用してみてください。顔全体に使用しても化粧感はなく、自然に肌が綺麗な印象を与えることができるでしょう。

保湿成分入りのマスク

環境が許すのであれば、マスクをつけて口周りを隠してしまうという方法もあります。風邪や花粉症のシーズンであれば、特に違和感はありません。つけるのは、夕方になりヒゲが目立ってくるタイミングになってからでも良いでしょう。

このとき、マスクは、肌が乾燥しないように保湿成分入りのものを選ぶのがおすすめです。乾燥して肌が荒れると、余計に強いヒゲが生えてしまうことがあります。

まとめ

必要以上にヒゲが濃いと、ヒゲを剃っていてもすぐに青くなったり、清潔感に欠けたりなどのデメリットも生じます。ヒゲが濃くなる原因は様々ですが、根本的に解決したいなら脱毛するのが最も効果的です。毎日のヒゲ剃りも楽になりますので、この機会にヒゲの脱毛を考えてみてはいかがでしょうか。