青ヒゲがコンプレックスの人必見!青ヒゲになる原因と解決方法を徹底解説

2022.11.18

脱毛

ヒゲをきれいに剃っても、その跡が青く見えると目立ってしまいます。いわゆる「青ヒゲ」です。どうして毛は黒いのに、青ヒゲになってしまうのでしょうか。原因や剃り方のコツ、目立たせない方法を紹介します。

この記事は約5分38秒で読み終わります。

 

青ヒゲになってしまう仕組みとは?

 

まずは、青ヒゲになる仕組みと原因を理解しておきましょう。

 

青ヒゲの仕組み

 

ヒゲを剃ると、毛穴の外に出ている毛は除去されますが、毛穴の中は残ったままです。毛穴の深さは2~3mmほどなので、ヒゲを剃っても結構な量の毛が皮膚の下に存在します。これらを除去するには、毛根から抜かなければいけません。

 

青ヒゲは、皮膚の下に存在する毛が透けて見えている状態です。毛の色は黒ですから、本来なら黒く見えるはずですが、ヒゲに当たった光が散乱して青く見えます。血の色は赤なのに、静脈が青く見えるのと同じ原理です。

 

さらに、ヒゲは密集して生えているので、点ではなく連続した色に見えます。肌が白いほど青ヒゲは目立つでしょう。

 

青ヒゲになってしまう原因

 

青ヒゲはヒゲが濃い人ほど目立つ傾向があり、お手入れをしていてもだらしなく見えるのが困りものです。原因を追究して、根本からの改善を目指しましょう。

 

男性ホルモンの過剰分泌

 

ヒゲが濃く太くなる原因には、男性ホルモンである「テストステロン」の過剰分泌が挙げられます。男性ホルモンは男らしさを演出する一方で、青ヒゲだけでなく髪の薄毛を引き起こす可能性があるので油断できません。生活や食生活の乱れが、男性ホルモンに影響を与えることもあります。

 

ヒゲの剃り方

 

ヒゲ剃りによる肌への負担も、ヒゲが濃くなる一因です。ヒゲには肌を保護する役割があり、外部から刺激を受けるほど濃くなりやすいため注意しましょう。

 

根元までしっかり剃れていない、毛の断面を斜めにカットしていると、青ヒゲが目立ちやすくなります。

 

皮膚の色や厚み

 

一般的に、皮膚が薄い方は毛根が透けて見えやすい傾向があります。とくに、色黒の方よりも色白の方だと毛根が目立ち、青ヒゲになりやすいといえるでしょう。

 

精神的なストレス

 

強いストレスを受けるとホルモンバランスが崩れて、ヒゲが濃くなることがあります。青ヒゲを気にしすぎるのも精神的なストレスとなるため、あまり神経質にならないようにしましょう。

 

ストレスによる暴飲暴食や飲酒、喫煙も男性ホルモンの分泌を乱れさせ、結果的に青ヒゲを目立たせる一因です。

 
 

青ヒゲにならない剃り方のポイント

 

では、青ヒゲになるのを抑えるには、どのような剃り方をすればいいのでしょうか。コツや注意点を見てみましょう。

 

剃る前に蒸しタオルで温める

 

シェービング前に蒸しタオルを使い、しっかりヒゲを剃りましょう。熱で毛穴が開いてヒゲが立つとともに、ヒゲが水分を含んで柔らかくなり、根もとからまっすぐにカットできます

 

また、蒸しタオルをあてると顔のむくみがとれ、深剃りしやすくなります。ヒゲを剃る前にぬるま湯で洗顔をするか、蒸気が多いお風呂場で剃るのもおすすめです。さらにジェルやシェービングフォームを塗ると、刃の滑りが良くなって皮膚に負担をかけません。

 

カミソリやシェーバーを見直す

 

青ヒゲを防ぐには切れ味が良く、自分にとって使いやすい道具を選ぶ必要があります。深剃りできるのはT字カミソリでも、皮膚への負担は電気シェーバーのほうが少なめです。

 

どちらも刃の枚数が多いほど一度に剃れるヒゲの量が多くなり、皮膚にかかる圧力も分散されるため、毎日剃る必要がある方は3枚刃以上を選ぶと良いでしょう。

 

ただし、どちらも使っているうちに刃こぼれして剃り味が悪くなると、剃り残しが生じるだけでなく、皮膚に負担をかけてしまいます。メーカーの指示に従い、定期的に刃を交換しましょう。

 

毛の流れに沿って剃る

 

ヒゲを剃るときは、できるだけ肌に負担をかけないのが原則です。逆剃りは肌のダメージが大きいため、毛の流れに沿って順剃りをしましょう。

 

凸凹した部分は手で皮膚を伸ばすか摘まんで盛り上げると、剃りやすくなります。残った部分だけを逆剃りして、皮膚の負担を最小限に抑えてください。

 

午前10時ごろに剃る

 

ヒゲは時間帯によって伸び方が異なり、最も伸びるのは朝6~10時にかけてといわれています。青ヒゲを防ぐには、午前10時を目安に剃るのが効果的です。ヒゲが伸び切ったところを剃れば、きれいな剃り跡が長持ちします。

 

前日夜や早朝に剃ると夕方には伸びてしまうことがあるので、10時が難しい場合は、家を出る直前に剃るといいでしょう。

 

スキンケアも欠かさない

 
 

ヒゲ剃りした跡を放置すると肌が傷み、乾燥やバリア機能の低下を招くことがあります。肌トラブルを起こすと、肌を守るためにヒゲが濃くなることがあるため、保湿ケアは重要です。

 

必ずアフターシェーブローションや化粧水で保湿して、水分を補いましょう。その上から乳液やクリームでふたをすると効果的です。市販の抑毛ローションを使用しても良いでしょう。

 

毛抜きは使用しない

 

毛抜きはできるだけ使わないほうが無難です。毛抜きを使えば毛根からヒゲが抜けるものの、皮膚の内部に毛が埋もれてしまう「埋没毛」になることがあります。埋没毛になると、皮膚の下に黒いぶつぶつが浮いてしまいます。

 

毛抜きは毛穴に大きなダメージを与え、炎症やニキビ、シミの原因にもなるので、カミソリやシェーバーでお手入れしましょう。

 
 

青ヒゲにならないための食事の摂り方

 

青ヒゲが気になるときは、食事の摂り方も見直しが必要です。ヒゲを濃くする男性ホルモンを、体の内側から整えましょう。

 

男性ホルモンの分泌を促す食材を避ける

 

ヒゲを薄くしたいときは、できるだけ男性ホルモンを抑える必要があります。男性ホルモンの合成を促す亜鉛やビタミンE、アリシンを含む次の食材の摂取は、控えめにしましょう。

 

・牛肉

・牡蠣

・うなぎ

・マグロ

・卵の黄身

・アーモンド

・ごま油などの植物性油

・ねぎ

・にんにく など

 

イソフラボンを摂る

 

青ヒゲ対策には、「イソフラボン」が含まれる食品を積極的に摂りましょう。女性ホルモンによく似た働きを持っており、男性ホルモンのテストステロンを抑える効果が期待できます。

 

・大豆

・きな粉

・豆腐

・納豆

・味噌

・豆乳 など

 

バランスの取れた食生活を心がける

 

食生活の乱れは男性ホルモンを活発にさせるため、栄養は幅広い食材からまんべんなく摂りましょう。効果を期待してまったく肉や魚を食べなかったり大豆を食べ過ぎたりすると、逆効果になりかねません。

 

暴飲暴食、過度な飲酒も控えて、バランスの良い食生活を心掛けましょう。

 

青ヒゲを目立たせない方法

 

どんなに深剃りをしたり、男性ホルモンを過剰にしない食事や生活習慣を心がけたりしても、青ヒゲが目立つ場合は、ほかの方法でカバーしましょう。

 

日焼け防止

 

まずは日焼けです。肌の色が黒くなれば、ヒゲと同じ色になるので青ヒゲは目立たなくなります。ただし、日焼けして肌が黒くなるのは、紫外線の影響を防ぐために「メラニン」が生成されるからです。紫外線の影響が無くなれば、メラニンの生成も収まりますが、収まらずに生成が続く場合もあります。いわゆるシミやそばかすです。

 

また、過剰に紫外線を浴び続けるとしわやたるみの原因となり、皮膚がんのリスクも高まります。これは日焼けマシンを使った場合も同じです。青ヒゲが目立たなくなる代わりに健康面でのリスクがあることを承知しておきましょう。

 

男性用コンシーラー

 

コンシーラーで隠す方法もあります。女性がメイクで使う印象がありますが、男性用のコンシーラーも販売されており、人と接する機会が多いビジネスマンに人気です。

 

スティック(ペンシル)タイプとクリーム(リキッド)タイプがあり、青ヒゲを隠すなど広範囲に使うなら後者のほうが向いています。伸びやすく肌なじみが良いのが特徴です。色は肌の色より1トーン暗いのを選ぶと、青ヒゲが目立ちにくくなります。店頭で実際につけてみるのがおすすめです。

 

つけるときは、ヒゲを剃って保湿した後に適量を乗せて伸ばします。最後に指で輪郭をポンポンと叩いて、周りの肌色となじませて完了です。

 

なお、ほとんどのコンシーラーはクレンジング剤を使わないと落ちません。それが面倒に感じるなら、洗顔フォームで落ちるタイプを選びましょう。

 

ヒゲ脱毛

 

毎日のヒゲ剃りに追加してメイクは、手間もかかって面倒でしょう。
エステで脱毛をすれば、ヒゲ自体が無くなるので、青ヒゲにも悩まされなくなります。ほかの方法と違って効果が長持ちするのもうれしいところです。

 
 
 

まとめ

 

青ヒゲの原因は、皮膚の下にある毛が透けて見えるからです。

 

男性ホルモンが過剰に分泌されたり、皮膚に負担がかかったりしてヒゲが濃くなると、より青く見えます。

 

剃り方を工夫したり、生活習慣を改善したりすれば、目立たなくなる可能性はありますが、脱毛して皮膚の下の毛が無くなれば、簡単に青ヒゲを解消できるでしょう。

 

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